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10月 18, 2020の投稿を表示しています
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【JP】10月の贈り物    by Tomoko   またいとこのブログ (日曜日ごとに発信) 第 1 章 2020 疫病の年  10月の放談   10月の贈り物            2020.10.25 by Tomoko    子供の秋休み フランスでは11月1日の万聖節(la Toussaint)を挟んで、2週間の秋休みがある。両親が共稼ぎの場合は、子供たちの面倒は誰かに頼まなければならなくなる。我が家でも孫たちが親元を離れ一週間を過ごした。子供を預かるとなると、いろいろ活動させなければならない。知り合いの子供たちも来て、折り紙教室をやった。この子供たちとは、娘息子が通っていた村の小学校の同級生たちの子供たちなど。月日の経つのは早い。折り紙はフランスでも広まっており、人気がある。   パジャマのままチェスで遊ぶ孫。  お休み中だからまあいいか。 嬉しい出会い 10月は人に会う機会が多かった。よく会う友だちもさることながら、久しぶりに会う友人もいた。その人たちの子供たちは、私の娘や息子の幼稚園、小学校の頃のお友達だったが、大人になり、思い思いの人生を歩んでいて、連れ合いや子供がいる人がほとんどになった。『・・・ちゃんはどうしてるの』と聞くたび、いろいろな答えが返って来て、頼もしかった。 これら若い人たちは、高度な教育を受けているが、総じて勤め人でない人が多い。それは私の友人たちがそこに価値を置かないで育てたからなのか、とにかく皆自分の好きなこと、やりたいことを追求しながらしっかり生きているのに感心した。 ちなみに、ローザンヌ近くのMorges(モルジュ)というレマン湖沿いの美しい街にある、書店Le Petit Princeのご家族とは、ずっとご無沙汰していたがご夫婦にお会いできた。日本人のご主人は脱サラで、好きな読書ができる本屋さんを経営しておられる。 Emilyの誕生日 エミリーは息子が村の小学校で同級生だった。お父さんと同じく自由人。 オーボエが専門だったが、自作のスペクタクルや楽器演奏などで何とか生活の糧を得ている。定住場所を探すのに、ずいぶん時間がかかった。南フランスで、普段は暮らしているが、誕生日パーティーを実家のあるわが村で行うため、友人のジャズバンドを連れてきた。このパーティーでは、コロナ禍も忘れ、皆で踊ったり飲食したりしたので、ちょっと危険だっ